府中の信用金庫にて開催された中村朱美さんの経営者向けセミナーに参加してまいりました。
京都の人気店『佰食屋』の代表取締役であり、ウーマンオブザイヤーにも選出されている中村さんのお話は大変勉強になりました。
幸せは自己決定権
本セミナーには府中市で活動されている経営者の方が多数参加されていました。
(中村さんの追っかけらしき方も⁉︎)
3時間ぶっ通しの長丁場といえるセミナーだったのですが、「え?もう終わったの?」と思えるほどにあっという間のセミナーでした。
それくらいプレゼン上手な中村さんでしたが、そんな中でも私の印象に残った話をひとつご紹介します。
それは「自己決定権を持てることが人生でいちばんの幸せ」というお話です。
佰食屋では従業員に対して、勤務時間や給与体系などについていくつかの選択肢から自分の好きなように選べる工夫をしているそうです。
その他にも様々な「自己決定権」を従業員自身に持たせることにより、本人が納得する形で幸せに働ける仕組みを作る。
それよって従業員の自主性や責任感、積極性を引き出すことができている、ということでした。
著書にも同様のことが書かれているので引用します。
人生の幸せがなにで決まるか。
わたしがいちばん大切だと考えているのは「自己決定権」です。
終業時間も、働き方も、自分で決める。
やる仕事も、役職も、そして、仕事の後の時間をなにに使うかも、自分が決められる。
それこそが、納得のいく幸せな人生だと思うのです。出典元:売上を、減らそう(中村朱美 著)
日々の些細なことも自分で決める
”自己決定権を持てることが人生でいちばんの幸せ”
この考え方に、私は100%賛成です。
これは何も働き方や仕事の話だけに限らないと思います。
生きていく中で目の前に選択肢があり、どちらに進むのかを自分自身の意思で決めることができる。
中村さんの言うように、人生においてこれ以上の幸せはあるでしょうか?
幸せに生きていくために
他人に決定権を委ねたり大勢の意見に流されたりすることは、簡単だし楽なことです。
しかし楽なのか面倒なのかという問題と、幸せか幸せじゃないかという問題の間には何の関係もないでしょう。
むしろ裏腹の関係にあるかもしれませんね。
考えることを放棄して楽をするのは自由だけれど、それだけでは決して幸せになれない。
ほんの些細な事でも自分の頭や心でしっかり考えて決める。
そんな毎日を過ごしていきたいものですね。
まとめ
・自己決定権を持てることが人生でいちばんの幸せ
編集後記
中村さんが佰食屋を立ち上げたときのこと。
専門家から「そんなビジネスモデルは絶対にうまくいかない」と酷評されたことがあり、それが強烈なトラウマになっているそうです。
その言葉が悔しくて悔しくて、何とか見返してやろうという思いでこれまで頑張ってきたとのこと。(このエピソードについては中村さんもいろんなところで紹介されています)
…で、ですね。
その専門家というのが、どうやら、税理士のようなのですね。。(^^;
そんな中村さんに申し上げておきたいこと。
ひと括りに税理士といっても色々な税理士がいますので。
少なくとも私は、やる前から「うまくいかない」なんてアドバイスをする税理士ではありたくないと心掛けています。
というわけで必要以上に税理士を敵対視しないでください(笑)
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