公務員の方には怒られてしまうかもしれませんがハッキリと申し上げておきます。
役所を信用してはいけません。
自分のお金は自分で守るという意識を持ちましょう。
茨城県守谷市のニュース
最近こんなニュースがありました。
茨城県守谷市が、ふるさと納税で市に昨年寄付した人のうち、確定申告不要の「ワンストップ特例制度」を利用した全寄付者約4千人のデータを、それぞれが住む計584自治体に送っていなかったことが25日、分かった。同市のミス。大部分の自治体が市の要請で税控除の手続きをしたが、5自治体の寄付者112人は間に合わず、税控除が適用されなかった。市が明らかにした。
市によると、112人に対し、自分で修正申告するか、寄付をキャンセルして全額返金するかのいずれかを選んでもらうよう通知を出す。キャンセルの場合、返礼品の返還は求めない。112人の寄付額は計約570万円で、最も高額な寄付は19万円だった。
ワンストップ特例の利用者データは、寄付者が住む自治体に今年1月末までに送ることになっていたが、職員がパソコン操作を誤り未送信になっていた。3月5日にミスが判明し、同日中に送信した。
住民税が10万円も高い!?
ふるさと納税ではありませんが、筆者も本来払うべき金額以上の納税を求められたことがありました。
昔住んでいた某市(府中市ではありません!笑)から住民税の通知書が届いたのですが、内容を確認してみたところどうにも数字が合わないのです。
計算対象年である前年に転職をしていたため少し計算が複雑ではあったのですが、間違いは間違いなので市役所に抗議の電話をしてみました。
すると最初に電話に出て事情を聞いてくれた女性担当者の第一声が、「計算するときに何か勘違いをされていませんか?」とのっけから上から目線です。
「え?…」
この時点で相当カチンときた筆者ですが…
冷静を保ち抗議を続けるとようやく調べてくれるとのこと。
そして1時間くらい経ってから上席らしい男性がようやく電話をかけてきて「申し訳ございませんでした」の一言ですよ。
「あらためて納付書を作り直して郵送します。それで納付してください」と。
10万円以上も多く取られるところだったんだから、まぁ、もうちょっと、菓子折りのひとつでも持って謝りに来ればいいのにね、って思っちゃいましたが ( `ー´)ノ
10万円なんて市から見れば微々たる金額でしょうから仕方ないのですかね。
いやはや、なんとも、どうしたものか。
自分のお金は自分で守る
ただこのケースの場合、筆者は税についての知識があって先方のミスを見抜けたから抗議できたわけです。
おそらく世の中のほとんどの方は税の納付書が届いたときに明細を見ることなどないのではないでしょうか。
しかしこうした役所のミスは決して珍しいことではありません。
納付書や明細書など難しそうな書類にびっしりとキレイな数字が並べられていると、一見なんとなく正しいものに思えますよね?
しかしそれを鵜呑みにしてしまうと痛い目に会いかねません。
結局のところ自分のお金は自分で守るしかないのです。
そのためにも税金について最低限の基礎的な知識は身に付けておくべきです。
(専門的な深い知識までは必要ありません)
少なくとも今年の税額と前年の税額とを比較することはやりましょう。
そして金額が不自然に上がっている場合には、問い合わせをするなどして理由をしっかりと確認することが大切です。
まとめ
- ふるさと納税が正しく手続されていなかったというニュースがあった
- 住民税の納付書が間違った金額で届いたという事例があった
- 役所も普通に間違える。自分のお金は自分で守るという意識を持っておこう
編集後記
先日立川に行く予定があったので猿田彦珈琲 立川髙島屋S.C.店に行ってきました!
ここは筆者にとってちょっとした憧れの場所。
いつもお店の近くを通っていたのですが、照明が暗くてムーディーといいますか雰囲気があるといいますか…
ちょっとお洒落すぎて敷居が高そうだったから入る勇気が持てなかったのです。
でも思い切って入店したらとてもリラックスできる素敵なお店でした!
店長さんが気を利かせてくれてコーヒーに入れるホットミルクを作ってくれたのが嬉しかったです。
恵比寿発祥なんですね。
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