個人エッセイ

問答ゲーム(中学校 Ver. )

昨日は中学校での租税教室でした。
(補助講師を担当させていただきました)
授業前に校長先生にご挨拶させていただいたのですが、当校では「問答ゲーム」というゲームを定期的に開催しているとのお話がありました。

この「問答ゲーム」とは、お昼休みに生徒5~6人を日替わりで校長室に招くというもの。
そして校長先生から生徒へ質問をするものです。

質問に対する回答は賛成・反対どちらでも良いらしく、要は「自分の意見を理由を付けてしっかり話せるようになりましょう」ということが目的のようですね。
ただ校長先生からの質問が簡単なようでなかなか難しいです。

そこで筆者も!
中学時代に戻ったつもりで問答してみます。

ぜひ皆さんも自分の頭で考えてみてください!
ポイントは最初に結論を白黒はっきりさせること、続けて理由や根拠を明示すること、です。

タイムマシンに乗って

質問1:
あなたはタイムマシンに乗って行けるとしたら、未来と過去ではどちらを選びますか?

筆者の回答:
私は過去を選びます。
理由は「あのときにああしていれば…」「こうしていれば…」という人生の分岐点がたくさん思いつき、その瞬間に戻りたいと思うからです。
そしてそれらの瞬間の大半は「こうしておけば良かったのに!」という後悔です。
もし別の選択肢を選んでいたなら現在の自分はどうなっているか…とても興味があります。
だから断然「未来」よりも「過去」を選びます!

上下関係の是非

質問2:
あなたは「先輩後輩の上下関係は必要である」という意見に賛成ですか?反対ですか?

筆者の回答:
私は賛成です。
なぜなら後輩が先輩を敬う気持ちは大切だと思うからです。
後輩が学校生活のことで悩んでいるときに、いちばん頼りになるのは先輩の経験やアドバイスです。
一学年しか違わなくても、学校のことをより詳しく知っていたり経験があったりするのは先輩だし、先輩から後輩へ伝承していかなければいけないものもあると思います。
先輩・後輩の立場や役割を区別し、認識しておくためにも上下関係をしっかり築くことは大切なことだと思います。

定期テストの必要性

質問3:
あなたは「学校の定期テストは必要である」という意見に賛成ですか?反対ですか?

筆者の回答:
私は反対です。
理由は定期テストが有ることによって普段の勉強が「定期テストでいい点数をとるための勉強」になってしまうからです。
学校の勉強は私たちが社会に出た後に役立つようにすることが本来の目的です。
定期テストでいい点数をとることが目的ではないのだから敢えて実施する必要はないと思います。

しかし弊害もあります。
定期テストが無かったら誰も勉強しなくなるという弊害です。
でも良く考えてみると定期テストが有っても無くても勉強する人は勉強するし、勉強しない人は勉強しません。
ですからあまり気にしなくても良いと思います。

※※※

この調子で質問4も是非やってみてください!

質問4:
あなたはコンビニエンスストアが24時間営業することに賛成ですか?反対ですか?

まとめ

  • 問答ゲーム(言語技術)を行なっている中学校がある
  • 問答ゲームのルールは「主語」→「結論」→「根拠」→「結論」
  • 禁止用語は「何となく」「微妙」「別に」「わからない」

編集後記

小学校での租税教室は6年生が対象です。
中学校での租税教室は3年生が対象です。

租税教室を行うにあたり小6と中3ではだいぶ違うかな?
と思っていたのですが、あまり変わらないなという印象を受けました。

中3だと男の子も女の子もまだまだ子どもっぽくて可愛いんですね。

ABOUT ME
税理士 瀬口 徹
東京都府中市を中心に活動する税理士・宅地建物取引士。 個人の方の確定申告を応援します! 詳しくは → プロフィールへ
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