難しいことはわからないので基本的なことだけで大丈夫です。
あらためてインボイスとは?
インボイスとは正式名を「適格請求書等」といい、必要な資格を備えている(必要な事項が記載された)請求書という意味でした。
今回からはインボイス制度がどのようなものなのか、またそれがフリーランスにどのような影響を及ぼすのかについて確認していきます。
インボイス制度と消費税
まず最初に確認しておきたいことは、インボイス制度が消費税に関する制度であるということです。(←ここがとても重要です)
みなさんが毎年行っている確定申告は所得税の確定申告(正確には所得税及び復興特別所得税の確定申告)ですね。
所得税と消費税はまったく違う世界の話で、たとえば売上に関する考え方、経費に対する考え方などもまったく異なります。
ですから、インボイス制度を考えるにあたって、まずは所得税から消費税にしっかりと頭を切り替えることが大切です。
そうしないと後々頭が混乱してしまいます。
インボイス制度を理解するために
インボイス制度が消費税に関する制度である以上、まずは消費税の基本的なことについて学ぶ必要があります。
消費税の基礎を理解せずインボイス制度を理解することは難しいのです。
そこで、本ブログでは消費税の基礎の基礎について、これから解説していきます。
ややこしい話は極力省いて本当に大切なことしか説明しないので、しばらくの間お付き合いください。
その後でインボイス制度について具体的に説明していきます。
全体の流れを図で示すと以下のようなイメージです。
まとめ
- インボイス制度は消費税に関する制度である
- インボイス制度を理解するためには消費税の基礎知識が不可欠
- 買手の立場として対応すべきことがあり、売手の立場として対応すべきことがある
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