ヒゲ税とは?
ヒゲ税とは、その名のとおりヒゲを生やした人に課される税金です。
ビックリしてしまいますが実際に存在していました。
17世紀末にロシアで制定され、髭を生やした人が髭を剃らなかった場合にかかる税金だったそうです。
(もちろん、とっくの昔に廃止されています)
初代ロシア皇帝であるピョートル1世という人が作ったもので、ロシアを先進的国家にするために国民の意識改革を促す目的で導入したとされています。
かつてロシアを近代化するためにヨーロッパを遊学していたピョートル1世は、ヨーロッパの先進国では「男性が髭を剃るのが一般的」だと知りました。これに対して当時のロシアでは男らしさの象徴として髭を生やした男性が多かったとのこと。1697年にイギリスから帰国したピョートル1世は、先進国に追いつけとばかりに国民に髭剃りを奨励すべく、なんと髭に税金を課しました。
出典元:GIGAZINE
とはいえ、当の本人であるピョートル1世の晩年の画像を確認してみると、たいそう立派な髭を蓄えているんですよね。
思わず笑ってしまいました。
国民を誘導するために税金が利用されていたという点が、なんとも興味深いところです。
余談ですが日本でも江戸時代にヒゲを禁じる「大髭禁止令」なるものが発令されたことがあるそうです。
気になった方は詳しく調べてみてくださいね。
まとめ
・17世紀末のロシアに「ヒゲ税」という税金が存在していた
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